目線はいつでも普通の人々へ

とんでもなく格好いい女性たちの写真を見かけて、てっきりファッション雑誌かなんかの撮影かと思ったら、70年以上も前の普通の女性たちのストリートスナップだとわかり驚き興奮しました。

しかもあの映画監督ケン・ラッセルが撮影したという写真集「Teddy Girls」からのものでした。

1955年のロンドンの路上に集まるTeddy Girlsと呼ばれた女性たち

クラシックなコートや帽子に紐サンダルがおしゃれ!

いまだ戦争の焼け跡が残っている1955年のロンドンで撮られたもので、1950年代の戦後世代の若者男性たちの間で、エドワード時代のようなクラシックな黒のロング丈のジャケットやスーツを細身のパンツに合わせたファッションを着て、ロックやR&Bを聴くサブカルチャーが生まれて、これをTeddy Boys(テディボーイズ)と呼び、その女性版がこのTeddy Girlsなんですが、単なる男性のカルチャーの派生版としてみるのではなく、50年代に女性がパンツを履くことは常識を破ることであり、社会への反抗と独立心として、男性よりももっと勇気のいる態度の表明であったことから、とても歴史的に価値のある、そして忘れられていた貴重な記録である、と全部説明文の受け売りでそのままお伝えします。

イギリス地方都市の普通の生活

image via David Moore

こちらはイギリス人フォトグラファー、David Mooreが1980年代に撮ったイースト・ミッドランド地方に住む普通の人の家のインテリアをまとめた写真集「English Domestic Interiors」と、イギリス中部地方のダービーの公営住宅に住む人々を撮った「Pictures of the Real World」から。このなんでもない普通の日常の風景にハッとさせられる写真が大好きなので、これらの作品にも見惚れました。

80年代シアトルのストリートキッズたちの目線

image via MONOVISIONS

こちらはアメリカ人フォトグラファー、Mary Ellen Markが、1983年のシアトルのストリートキッズたちを撮った写真集「STREETWISE」から。作品に写る子供たちとの交流やその後のストーリーが書かれた説明文がついていて、アメリカで理想の街といわれるシアトルの路上で暮らす子供たちの現実の厳しさに心が痛みました。普通に生きることができなかった普通の人々のドキュメント。

NYのストリート写真といえばコレ!

image via Jamel Shabazz

最後は80年代NYのストリートスナップからヒップホップカルチャーを捉えた名作「Back in the Days」のJamel Shabazz(ジャメール・シャバズ)の作品を見ていて、このモケモケのカンゴールの帽子が猛烈におしゃれで欲しくなってきました(似合うかどうかは別問題として)。

image via KANGOL

カンゴールのサイトに飛んでいって見つけました。可愛い。10,780円。むむむ。

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