寒くなったからといって家に篭ってネットを巡ってニヤニヤするのはいつもの日常。また、なんやかんや気になるなぁという小ネタが降り積もってきました。
目を奪われる画像の正体は大昔のロシアのアート劇団
かなり前にこの画像を見かけて猛烈に気になったものの、詳細はまったくわからないままだったのが、最近こちらの記事を見つけてようやく判明しました。
ロシア、モスクワにあったMoscow Art Theatre(モスクワ芸術劇場)で1908年に公演された舞台「The Blue Bird」の写真でした。ベルギー人脚本家&詩人の作品で、子供二人が幸せの青い鳥を探して旅する物語だそうです(なんかよく聞くようなお伽話ですが)。画像だけのイメージで勝手に魔術的なダーク・ファンタジーを想像していたのでちょっと意外です。
いろいろ気になったアーティストたちの作品
フォークロアのテイストが感じられて気になったこちらの作品は、世界中を飛び回るアメリカ人アーティスト、Lauren Drescherさんのものです。人間、動物、自然がモチーフになっていて、古代や中世の絵みたいな素朴さとシンボリズムがとても好みでした。
スウェーデンのフォトグラファー、Ninja Hannaさんのレトロな雰囲気の作品。70年代の雑誌広告みたいなデザインもいい!
アメリカ人フォトグラファー、Alec Soth(アレック・ソス)の風景写真です。アメリカ中西部をロードトリップしながら撮った作品が有名だそうで、初期の代表作「NIAGARA」はナイアガラの旅の風景とそこで出会った普通の人たちの赤裸々な日常が迫ってくる写真に目が離せませんでした。
浮世絵師、歌川芳藤(うたがわ よしふじ)の描いた鉢植え植物だらけの絵に心踊りました。虫眼鏡で全部なめつくすように見てみたい。ものづくし絵という、ひとつのテーマで埋め尽くす浮世絵のジャンルがあるそうで、猫の絵だらけのやつとか見たことがある人も多いかもしれない。カツラの絵もあるそうで、想像したら楽しくなってきました。
ニットがほつれても大丈夫。新たな洋服に生まれ変わります
ニットのほつれをまったくわからないように直す達人のお直し動画を見たことがありますが、こちらはそのお直しを隠すどころか逆にデザインとして新しいものにしてしまうアーティスト、Celia Pymさんの作品です。その発想、ナイス。
TV番組から飛び出してきたレシピ本
なぜか知らないうちに辿り着いたのがこちら、1971年から1990年にかけてイギリスでTV放映されていた料理番組「Farmhouse Kitchen」のレシピ本の表紙が異常に雰囲気出しまくっていて、最初はTV番組のレシピ本だと思わなかったくらい(田舎生活の本かと思った)。よく見たらCook Bookって書いてありました。
番組の動画が某Tubeに一部あったので見てみたのですが、司会の女性とゲストが来て、淡々と料理をする極めて地味な、いや真面目な内容で、作る料理は家庭料理をちょっと豪華にしたようなものが多かったです。なんとあのメアリー・ベリーさんがゲスト出演した回もあるそうです。見てみたい。
そしてこちらもイギリスで1971年から1975年まで放送されたドラマ「Upstairs, Downstairs」に登場する料理人、Mrs Kate Bridges(ミセス・ケイト・ブリッジズ)の料理本。このドラマ見たことないのですが、説明読むとロンドンの邸宅を舞台にUpstairs(上階)に住む主人一家と、Downstairs(下階)で働く召使たちの人間ドラマだそうで、まんま「ダウントン・アビー」です。猛烈に見たくなってきました。
そしてこのMrs Bridgesは人気キャラクターだったようで、ドラマを飛び出しての商品化がわんさか見つかります。なかでも、Mrs Bridgesという食品ブランドを現在でも展開中というので驚きました。
こんな可愛らしいパッケージのジャムを売っています。