夏の小ネタ祭り

ある日ネットでおすすめされてきたUVケア商品のブランド名が「ザボディショップ」と書いてあって、ザボディ? 初めて聞く知らないブランドだな、と商品ページに飛んでみたら、なんのことはない、昔から知っている、The Body Shop(ザ・ボディ・ショップ)でした。

カタカナの固有名詞は区切りをちゃんと入れないと訳のわからないことになる(私だけだったら恥ずかしい)とわかり、自分もたまにやっている気がするので、今後気を付けたいと思います。

そんなとりとめもない話を枕に、たまってきた小ネタであっちこっちにフラフラしてみたいと思います。

ギネス記録も持っているバッジ専門のオンライン・ミュージアム

9千個以上のバッジをコレクションするオンライン美術館、Busy Beaver Button Museumを発見しました。バッジ好きじゃなくても驚嘆しちゃう大量のバッジに圧倒されます。そしてバッジを通してアメリカ文化を記録&保存していこうという立派な非営利団体組織で、アメリカ全土からバッジの寄付を募って現在も所蔵数はどんどん増えているみたいです。やっぱどのバッジも可愛いデザインばかりで見ていて楽しい。

旧東ドイツの縫製工場で働く女性たちを撮った写真集「Women at Work」

こちらはHelga Paris(ヘルガ・パリ)というドイツ人フォトグラファーの作品、「Women at Work」。1984年に東ドイツの国営縫製工場で働いていた女性たちを撮ったものです。ベルリンの壁崩壊以前の東ドイツに暮らす普通の人々の、どことなく虚で厳しい眼差しが印象的で見入ってしまいました。

この世の楽園、デレク・ジャーマン監督のガーデン

Prospect Cottageと呼ばれるデレク・ジャーマンのお家&ガーデン image via FLASHBAK
道に落ちていたガラクタを庭の飾りに image via Garden Museum

イギリス人映画作家デレク・ジャーマンがイギリス、ケント州ダンジネスに建てたコテージと庭の記事を最近見つけて、あまりの美しさにびっくりしました。

彼の映画作品は見ているほうなのですが熱烈なファンというわけではなかったので、1995年にこのコテージと庭をフィーチャーした写真集「derek jarman’s garden」が既に出ていて、表紙だけなんとなく覚えていたけど、ちゃんとチェックしていなくてすみませんでした。こんなに素敵だったなんて。

海辺の何もない砂漠みたいな土地に原子力発電所だけがある場所という、およそ家を建てる理想の土地とは言い難いロケーションにも関わらず彼がこの地を選んだことには意味があったそうで、荒廃とした土地に庭を育てることは復活と希望を生み出すことだ、と語っている記事を読みました。

Prospect Cottage(将来の明るい見通しを持つ家)と名付けられた意味も納得。庭の美しさと素晴らしい理念に感動しました。あ、もちろんコテージのインテリアも底抜けにおしゃれです。

ビンテージのニットカーディガンのパターンがネコ祭り

image via Mary Maxim

アメリカの編み物メーカー、Mary Maximで現在でも売っている、1960年代のビンテージのネコちゃんのニットパターンです。可愛い。

ネコとオックスフォード・シューズ

ヘレナ・ボナム・カーターとネコの写真を見かけて「ぎゃー可愛い!」と一目惚れしたのですが、もうひとつ一目惚れしたのが靴。オックスフォード・シューズだと思うのですが、猛烈に欲しくなって探してみたものの、あんまり流行りじゃないのか、まったくといっていいほど気に入るものがいまだに見つかりません。

半透明の布で家を作るアーティスト、ス・ドホ

image via designboom
image via designboom

韓国のアーティスト、ス・ドホの、透ける布地で家を表現する作品に見惚れました。金沢21世紀美術館に作品が所蔵されていたり、もうすでにかなり有名な方だったようですが、毎度のことで今頃知りました。なかでも2019年にニューヨークのアパートを丸ごと布で再現した作品に息が止まりました。この中でぼーっとしていたい…。こちらの記事で詳細な画像いろいろ見れますので、ぜひ。

ロバート・クラムがデザインしたモンスターのトレーディング・カード

「君と一緒にいる時は…」「君に首ったけ!」
「あなたの腕に抱いて」「4本全部で!」

昨年映画「クラム」がリバイバル上映されたばかりの、アメリカ人アーティストのロバート・クラムが、1965年にトレーディング・カードの大手メーカー、Toppsでデザインしたモンスターがテーマのカードです。モンスターといっても全然怖くなくて、ユーモアあふれる内容でクスッと笑えるものばかり。あと、デザインもいい!

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