足ガクブルで行けないかもしれないけど行ってみたい超絶おしゃカフェレストラン

netflixのオリジナル映画で、シットコム「シッツ・クリーク」のダン・レヴィ初監督作「ため息に乾杯(Good Grief)」を見ていたら、ロンドンとパリが舞台で、出てくるロケーションのすべてが超絶おしゃれスポットだらけで思わずモニターに顔を近づけて凝視。ほんとにため息しか出ませんでした。

道で花を持って立っている男性
「ため息に乾杯 Good Grief)」(2024年) ダン・レヴィ監督&主演
ロンドン、ノッティングヒルにあるカフェ、Eggbreak
シャンデリアが下がっているカフェの中でテーブルに座っている男性二人
パリの老舗ビストロ、Au Pied de Cochon

特に気になったのがロンドンのカフェ、Eggbreakと、パリのビストロ、Au Pied de Cochonの2カ所です。

ロンドン、ノッティングヒルの雰囲気良すぎるカフェレストラン、EGGBREAK

黄色の窓枠のあるカフェの外観
お皿の上に乗った卵とパンのいろいろな料理
バラ模様のお皿の上にフルーツが乗った3段のパンケーキ
花柄のお皿の上に乗ったトーストサンド
image via Eggbreak Instagram

映画のなかで、店名バッチリ外観もガッツリ映っていたので探すのは簡単だった、ロンドン、ノッティングヒルにある、Eggbreak。店名のとおりに卵を使った軽食がメインのカフェレストランで、朝の8時から営業しています。近所の人、いいなぁ。

なんかイギリスらしい可愛らしさのあるレストランで居心地も良さそうです。映画ではダン・レヴィが親友とお茶を飲むシーンで出てくるので中の雰囲気も伝わってきて、休日の朝食とか午後のお茶なんかをのんびり過ごしたくなるようないい空気がビシビシ出ていました。

蚤の市の帰りに寄ったりなんかしたいけど、映画の影響もあってかけっこう人気店みたいで、まず入れるかどうかが問題かもしれません。

パリの超有名店ビストロ、Au Pied de Cochon

椅子が外に並んだパリのレストランの外装
豚の足のグリルとフライドポテト
豚の足のグリル!
豪華なシャンデリアと内装のレストランの中
オニオングラタンスープを食べている女性
オニオングラタンスープ
豚の形をしたメレンゲケーキ
デザートも豚。可愛い image via Au Pied de Cochon

映画ではダン・レヴィがパリで夜中にフランス人に連れられて行ったレストランがこちらの、Au Pied de Cochon。フランス語ほとんどわからないのですが、Cochon(コション)てのは豚の意味だそうで、豚肉料理が有名なのと、映画のなかでも触れられていましたがオニオングラタンスープがパリで一番美味いそうです。1947年から創業していて、しかも24時間営業!

私が無知で知らなかっただけなんですが超有名店だったみたいで、池波正太郎も足繁く通っていたそうです(大体の美味い老舗に池波正太郎あり)。

とにかく内装が見惚れてしまうくらいほんとに素敵で、ド庶民の私なんか足を踏み入れるのすら怖い! と勝手に高級セレブ店かと思ってたんですが、ネット上の口コミなどを読んでみると、ところがどっこいウェルカムホスピタリティ満載のお店で店員さんもフレンドリーとか書いてあって、「もしかして、ちょっとお邪魔してもいいですか」と勇気が出そうなお店でした。

基本は庶民の胃袋を満たすビストロ形式のレストランなので、バカみたいにパリ、おフランス! と身構えなくても大丈夫みたいです(私がビビりすぎるだけ)。

なんか優しいいい作品、「ため息に乾杯」

川縁で腕を組んで歩く男女三人

映画「ため息に乾杯」の原題はGood Griefで「おやまあ」とか「やれやれ」みたいな意味なんですが、griefは深い悲しみの意味があって、人生に突然訪れた喪失の驚きと悲しみに押しつぶされそうになりながらも、ちょっとした喜びと笑顔で明日を続けていく、人生ってやつは大変だけどそれでも大丈夫、みたいな悲しみを乗り越えていくお話だったので原題のほうが良かった気もします。

笑ったりウルッときたり、心に残る優しい素敵な小品といった作品で、個人的にはとても好きな映画でした。

映画挿入歌で思わず蘇る鮮烈な記憶

そして映画のなかでニール・ヤングの名曲「Only Love Can Break Your Heart」がいい感じでかかるのですが(いつかかってもいい感じになる名曲だけど)、歌詞が気になって調べていたら出てきた情報で、すっぽり頭から抜け落ちて忘れていた記憶がよみがえりました。こちら。

Only Love Can Break Your Heart  Saint Etienne

UK POPバンドのセイント・エティエンヌが1990年にファーストシングルとしてリリースしたカバーバージョンです。原曲と驚くほど雰囲気の違う斬新アレンジで、MV含め90年代のUKロックの雰囲気の純度が高すぎて、当時のことが鮮烈に蘇ってくる!

インディーロックが異様に輝いていた時代の代表的バンドのひとつなので、当時のいろんな流行りとか思い出しちゃって、懐かしいような小っ恥ずかしいようなゾワゾワする感覚を味わってしまいました。

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