
メアリー・ベリーのチーズケーキレシピが今のところマイベスト
料理が得意じゃないのに血迷って一時期ケーキ焼いてみたりしたことが密かにあったのは、ひとえにイギリスBBCの料理コンテスト番組「ブリティッシュベイクオフ」に夢中になったから。CSやNHKで放送されたり、アマゾンで日本版「ベイクオフ・ジャパン」も作られたりしたので、知っている方も多いかと思いますが、なんといっても審査員のメアリー・ベリーさんが本当に素敵で、ひと頃彼女の番組とかウェブサイトとか見まくってました。その勢いで血迷って彼女のレシピでケーキを焼いた次第なんですが、この私でもできそうと判断したチーズケーキのレシピが、びっくりするくらい大成功&めちゃくちゃ美味しくて、今のところマイベスト級の出来だったので記録に残したい。

Mary Berry’s American Baked Cheesecake
- チョコレートダイジェスティブビスケット 100g
- バター 50g
- クリームチーズ 700g
- 砂糖 100g
- 卵 2個
- 生クリーム 150ml
- バニラエキストラクト 小さじ1
- サワークリーム 150ml
- ベリー系のフルーツ 250g
- ビスケットを袋に入れて砕く。溶かしたバターを加えて混ぜる。型に敷き詰めて置いておく。
- クリームチーズを柔らかくなるまで混ぜる。砂糖を加えてよく混ぜる。バニラエキストラクトを加えてさらに卵を入れて混ぜる。柔らかくホイップした生クリームを混ぜ込む。
- 型に2を流し込む。
- 160度に余熱したオーブンで約60分、端が膨らんで中央がまだ柔らかい状態まで焼く。焼けたらオーブンから出して冷ます。
- 冷めたら冷蔵庫に移してよく冷ます。型から出してサワークリームを上に塗ってベリーを散らす。
ちなみにバニラエキストラクトはなかったので入れませんでしたが、十分美味しいチーズケーキができました。大満足。調子に乗って他のレシピも〜と勇んでみたものの、


チョコレートロールケーキやくるみのケーキとか、見るからに美味しいそう! なのですが、ベイキング初心者としてはなかなか敷居が高そうで未だチャレンジできず…。



さらに高みを目指せばこんな凝ったケーキのレシピまでありまして、「ブリティッシュベイクオフ」で登場したケーキもあるので番組出演者気分で作ることも可能です。最後のチェリーがのったクリームお化けのケーキはイギリスでは定番のデザート、トライフルで、いわゆるパフェみたいなもんなんですが、スポンジケーキを土台にカスタードやクリーム、フルーツを透明の容器に重ねたもので、家で作るデザートらしいです。ボリュームがすごい。



イギリスでは国民的人気のある料理家メアリー・ベリーのレシピ本たくさん出版されているみたいなのですが、日本語訳されたものはどうも出ていないようで、頑張って自分で翻訳するしかない状況なのが残念。あとオリジナルのキッチン雑貨も出していて(料理家ってみなさんデザインしますね)、これがまた上品なこと! 我が家にはちょっと馴染みそうにないですが、さらっとこんな食器置いてあるお家素敵でしょう。
そして「ブリティッシュベイクオフ」の出世頭といえばシーズン6の優勝者、ナディヤ・フセイン。彼女のレシピもたんまり掲載されていて、

これはブルーベリーアイスクリームケーキで、アイスクリームサンドをスポンジケーキでやっちゃった、というもの。おいしそ〜。デカい!

ロールケーキのスポンジ部分をエクレアのシュー生地に変えたエクレアロール。

上下を逆にした逆さまチーズケーキ。チーズ部分が下で、上に砕いたビスケットとヘーゼルナッツにキャラメルクリームをかけています。
斬新な発想のお菓子がとってもナディヤらしくてニンマリしちゃいました。

彼女もレシピ本たくさん出しているのですが未邦訳で、Netflixで料理番組「ナディヤの幸せベーキング」が見られます。ナディヤの明るく自由な人柄が1000%発揮されていて、誰も見て嫌な気持ちにならない稀有な番組になっております。シーズン2はまだでしょうか?

