
今さらというかそれは突然にやってきたんですが、たまたま見つけたイギリスの音楽番組Top Of The Popsに出演した1984年のスミスのライブ映像で、あれ?スミスってこんなにおしゃれでしたっけ?と驚きながら見ていた自分。いや、もちろんその当時だってモリッシーのファッションは真似する人もたくさんいたし、スミスのスタイルっていうものがあったのは覚えてるんですが、個人的には、自分以外の世界は全部敵!な世界観が厨二病だった自分にビンビン響く歌詞と、レコードジャケットに夢中になってたせいか、ファッションのほうにまで頭が回っていなかった気がする。しかし今改めて見るとおしゃれすぎてビビってます。


モリッシーのグワっと開けたシャツにネックレスとブローチが素敵。そしてジョニー・マーの水玉シャツもおしゃれ〜。

こんな記事を発見。「How The Smiths Pioneered Normcore(ザ・スミスがいかにしてノームコアの先駆者となったか)」と題されたGQの記事で、ザ・スミスがいかに自然でスタイリッシュであったかを解説する内容。そのなかで引用されていたインタビューでモリッシーが「スタイルは洋服とは関係ない。スタイリッシュになることはできないんだ。人はそうであるか、そうでないか、どちらかなんだから」というなかなか手厳しいお言葉と、ジョニー・マーも「みんな洋服を真剣に考えすぎる」と語っており、表面的なファッションばかりにワーキャー騒いでいる自分が恥ずかしくなりました。

ダボっとしたシャツと腰にネックレス、ジョニー・マーもタートルにネックレス。この写真見て思いだしたんですが、そういや真似して黒い数珠ネックレスをタートルに合わせていた私。しかし、動くとネックレスが胸の骨にあたって痛くてすぐやめたことも一言付け加えておきます。

こちらは「Stop Me If You Think You’ve Heard This One Before」のMVから。スミスTシャツに黒JKとデニム。そしてまたこれで思い出したんですけんど、やはり真似してこの籐製バスケットの自転車を持っていたことを! こうして考えると忘れていただけで、当時からスミスのスタイル真似しまくりだった自分でした。

モリッシーといえば花。さすがに花をジーンズのポケットに入れるのは真似しなかったのですが、デニムにシャツに数珠ネックレス重ね付け、改めて見ても激おしゃれ。

このピンクの水玉シャツはお気に入りなのか何度か登場していて、男性こそピンクが似合う。
モリッシーのいうスタリッシュさとは程遠いアプローチになっちゃうけれど、やっぱりファッション真似したい…。
話は変わり、そんな凡人のために、有名人のファッションをガッツリ真似しようというインターネット上の流行りがこちら、「Steal His Look(見た目を盗め)」。


ロック様ことドウェイン・ジョンソンや、映画「アメリカン・サイコ」のパトリック・ベイトマンのスタイルを完コピするにはこれを買え! という指南書。ほかにもバカバカしいネタがたくさんあります。