
毎回同じこといってますけど、またしてもネットで思わず出会ってしまった興味深い世界。ジャケ買いなんて言葉も、もう死語なのかもしれないけれど、その昔レコードやCDをジャケットだけで思わず買っていた時代がありまして中身との落差に苦笑することも多々あり。そんな頃を思い起こさせるような、ちょっと変だけど愛らしい昔のレコードジャケットばかりを紹介しているサイト、LP Cover Loverです。

サイト内での「今週のベストカバー」に選ばれていた、圧巻の覆面マスクマン。ルチャ・リブレの演奏団なんでしょうか。目が釘付けよ!

ジャズバンドのレコードみたいなんですが、酒のボトルに顔。チャーミング。

ラテン系のレコードのようですが、どういう状況?

ちょっとおしゃれな霞がかった髑髏と花。



普通におしゃれなジャケットもけっこうあります。


ネコちゃんジャケットもたくさんありました。2枚目のびっくりしたような2匹のシャム猫かわいい〜。

名盤風の雰囲気をビンビン出しているレコード。


謎のアクロバティックポーズを披露するジャケット。2枚目のサックス男性の反りの完璧さとタイトルのSex&Saxの響きがじわじわきます。


あと異様に多かったのが、この家族で自主制作したようなレコードたち。必ず家族勢揃いの記念写真がジャケットになっていて、妙な吸引力。1枚目はNaff Familyがそれぞれ自分のお気に入りの歌を歌っているようで、その歌のリストが猛烈に知りたい。2枚目は「I’m God’s Child」(私は神の子供)の圧がすごい。

神繋がりで、ゴスペル系のレコードもいっぱいあって、なかでもこれは二人の女性の髪型と、斜めをキッと見つめる意思の強さに目が離せませんでした。「I’ve Got It」(わかりました)のタイトルは、やはり神様に向かっていってるんでしょうか。

日本版のブルース・リーのジャケット。この手書きアート、いいなぁ。

あとこのシャロン・テートが出ている映画「哀愁の花びら(valley of the dolls)」を、たまたま最近見たばかりで、劇中でけっこう歌がガンガン流れてたのでサントラあるのかなぁなんて思っていたら、ディオンヌ・ワーウィックが主題歌歌ってたんですね。たしかに哀愁たっぷりの歌でした。カルト人気が出るのもわかるような、王道のようでいてキッチュで変なシーンもあって、なかなか見どころがいっぱいあって忘れられない作品でした、ちなみに。

あと、そもそもこのレコードサイトを見つけたきっかけがこの、よりよくレコードを聴くための7つのステップを教えてくれるという実験的なレコードのジャケット。おしゃれ〜。

あとこのスコーピオンの銀ギラのジャケットもかっこいい〜と最近見つけました。