「ホビット」黄金に寝そべるドラゴン
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「指輪物語」のトールキンが自筆の絵で描いたファンタジー世界

作家としてのトールキン教授を知らない人はほとんどいないと思いますが、絵描きとしても卓越した才能を持っていて、トールキンの挿絵による「ホビットの冒険」なんかも出版されているので知っている方も少なからずいるとは思いますが、つい最近、トールキン財団(The Tolkien Estateトールキンの遺産を管理)のウェブサイトが大幅リニューアルされて、なんとそこでトールキンの描いた数々の絵が大盤振る舞いで公開されていると知り駆けつけました〜。

「ホビットの冒険」のホビット村の絵。丘にあの特徴的な丸いドアが見える!

モルドールにあるサウロンの巨大な城砦、バラド=ドゥアの絵。こんなレンガが緻密に積み重ねられていた塔だったとは。

こちらも「指輪物語」からモリアの門。ドワーフの地下王国の入り口で、映画でも印象的なシーンとして覚えてる人も多いかと思います。合言葉を唱えて入る扉で、エルフ語で友達を意味する「メルロン」はみんなが最初に覚えたエルフ語かもしれない。

「シルマリルの物語」から翼のないドラゴン、Glórundのイラスト。冥王モルゴスに育てられたドラゴンという設定のわりにはちょっと愛嬌のある姿で和む〜。

こちらも「シルマリルの物語」から、昇る、日の出を意味するエルフ語が描かれたイラスト。心が綺麗になりそう。

トールキンが自分の子供に読み聞かせていた物語「サンタ・クロースからの手紙」から(絵本として日本でも出版されています)。こんなお父さんいたら最高。

物語を創造するうえでトールキンは世界観を細部にいたるまですべて作り上げることでも有名ですが、こちらは「ホビットの冒険」の地図。霧ふり山脈を超えて闇の森に入って、そしてはなれ山のドラゴン、スマウグに至る道筋が丸わかり〜。

物語で使われているエルフ語など言語も全部作っていて、こちらはアラゴルンがサムにエルフ語で書いた手紙なんだそうです。アラゴルン、さすがの達筆。「指輪物語」のエピローグとして考えていたものなんだそうですが、結局出版されず。

これは「サンタ・クロースからの手紙」に出てくるホッキョクグマが使っているゴブリンのアルファベットだそうです。か、かわいい。これでみんなもゴブリンの言葉がわかります(多分)。

このほか山のように素晴らしいイラストの数々が公開されているのでぜひ見てみてください。どれも選べないくらい素敵だった。そのほかトールキンを知るための資料(友人知人宛の手紙や論文、インタビュー映像、本人の朗読音源などなど)もごっそりあるので(英語ですが)トールキンファンはいますぐ駆けつけてください。

アイキャッチ画像:image via The Tolkien Estate 「ホビットの冒険」に出てくる黄金大好きドラゴン、スマウグの絵。愛嬌ありすぎ。

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