
家の小さなキッチンから始まるアイスクリームショップ
VICEがやっているフードチャンネルMunchiesは、ストリートフードやアウトローなシェフを取り上げてくれることが多くてついつい見てるチャンネルの一つなのですが、最近面白かったのが、コロナで職を失くして家のキッチンでアイスを作って友達なんかに売っていたら大評判になってアイスクリームショップを立ち上げたというアメリカ人のSydney Arkinさんの話。
ブラウンシュガーアイスにチョココーティングのRuffles(ポテチ)とピーナッツバター入り
リッツとバターサンドクッキーとReese’s Pieces(ピーナッツバターキャンディ)とファッジ入り
焼いたマシュマロとライスクリスピーとバーボンファッジ入り
広告会社で働いていた彼女がパンデミックで職を失ってから、アイスクリームを家で作り始めるようになったのは、小さい頃からアイスが大好きだったことに加えて、エーラス・ダンロス症候群という遺伝性疾患を持つ彼女にとってラクトース(乳糖)フリーのアイスを作れないかと思って、以前に一度アイスクリームマシンを買って作ったこともあったりして、なんとなく自然とそうなったと語っていました。Bad Walter’s Bootleg Ice Creamという名前は飼い犬のチワワのウォルターからとったそう。
いろんな素材が入っているアイスが好きで、かつ誰も作ったことのないフレーバーを作りたいという彼女のアイスには、ほんとにぐっちゃぐちゃに美味しそうなものがたっぷり入っていてネチャ〜とクリーミー&サクサク食感が一度に味わえる見た目で、いますぐ食べてみたい!
現在は家ではなくお店のキッチンを間借りしてアイスを作っているそうで、カリフォルニアのオークランドに住んでいる方は予約もできるので買いにいってみてほしい。
しかしアメリカまで行けない私の急激に上がったアイス熱をたまたまスーパーで見かけたMOW PRIMEのバタークッキー&クリームチーズが慰めてくれました。うまかった。そしてちょっと魔が差して、自分で市販のバニラアイス買ってきて材料混ぜて作ればいいんじゃね?と、クッキーとブラウニーを混ぜるというなんの独創性もないオリジナル(ともいえない)アイス作って食べてみたんですけど、失敗がなくて美味しかったので、みなさんもぜひやってみてはいかがでしょうか。

