
Grandmillennial~おばあちゃんテイストが今度はキテる
いつも見てはため息ばかりついているオーストラリアのインテリアサイト、The Design Filesでめちゃくちゃ気になる記事を発見して興奮しました。「Getting Your ‘Grandmillennial’ On!」というタイトルで、 Grandmillennial (グランドミレニアル)とはいったい?と記事を読んでみたら、「20代半ばから30代後半世代で、ちょっと古臭い時代遅れと思われるようなスタイルを好む人のこと。例えばローラ・アシュレイのプリントやフリル、刺繍リネンとか」だとか。grandmaとmillennialが合体した造語で、ちょっとおばあちゃんテイストが入っていて、古いものと新しいもののミックスで、流行りのミニマリストや北欧テイストとは正反対のスタイルをそう定義しているようです。なんかちょっと前に紹介したクラッターコア&コテージコアにも通じるこの感じ、これは私の大好物かもしれぬ(全然世代違うけど…いいですか?)!




こ・れ・は…ど真ん中で好きなやつ。Grandmillennial styleのやり方として、キュレーション、パターン、アンティーク、レイアウト(カタカナばっかですいません)が重要と書かれてあったのですが、柄に柄を重ねたり、お気に入りのアンティークや雑貨を飾るところはクラッターコアと一緒なのだけど、こちらは飾る際にはやりすぎないように選択と飾り方を厳選するっていうのがあって、より洗練されたイメージ強し。ただのズボラではできないコーデのようです。






こちらはスウェーデン出身のインテリア・デザイナーBeata Heumanの作品で、前からいろんなところで見かけていていいなぁと思っていたのですが、改めて見るとこれってもしかして Grandmillennial テイスト!? さすがプロなだけあって洗練されていながらも、なんとも心地よさそうな、人がちゃんと住んでいる感が出ているところが素敵。モノであふれ過ぎない適度な飾りながらも、ミニマルで片付け過ぎもしない絶妙なバランス。理想はこうでありたいもんですが、やっぱりどっちゃりモノが乱雑にあふれているのも好きなので、なんとも悩ましい。





Grandmillennialスタイルにひんぱんに出てくるフリル付きのストールやソファを多く扱っているロンドンにある家具ブランドCeraudo。ちょっとだけ古臭い可愛らしさがイイ感じ。ちなみにお値段はあまり可愛くありません。

