ハマスホイ 女性とインテリア絵画
culture

絵画とインテリア

映画やドラマのなかでチラ見せしてくるインテリアで好みのものがあるとついそっちにばかり目が行き、「もうちょっと部屋を、部屋を見せてくれ~」と物語そっちのけになることが多かったのですが、昔の絵画で描かれる室内にも、じつは魅力を感じていてせっせと好みのものがあると保存していたのですが、なんと趣向を同じくする(のか?)好事家がいて、「366日 絵のなかの部屋をめぐる旅」(解説・監修:海野弘)という、室内画だけを366作品集めた1冊が発売されているじゃありませんか! ありがたい。

「366日絵のなかの部屋をめぐる旅」表紙
モネ、マティスのインテリア絵画
ホルスーウとハマスホイのインテリア絵画
ノルデンベルクとハンスンのインテリア絵画

このテーマで展覧会してくれたら即駆け付けるレベルに素晴らしい。なんせ366作品もあるので日めくりカレンダーよろしく1日1枚づつ、なんて慎ましい楽しみ方もできると思いますが(本の趣旨もそのように作ってある)、私は下品なので買った瞬間に全ページめくるつもりです。掲載されている作品には知らないものもたくさんあるけれど、私が密かに永久保存ものにしていたインテリア絵画が何個か被っていてニンマリです。それがハマスホイとカール・ラーションなのですが、

室内画といえばやはりこのデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。昨年「ハマスホイとデンマーク絵画展」がコロナの影響で中止になって見に行きたかったのに行けなかった悔しさがちょっと蘇ります。

窓辺に座る少女の室内画
少女と棚

その絵画展で展示されていたほかのアーティスト、ピーダ・イルステズとギーオウ・エーケンの絵も素晴らしすぎて保存してました。なぜかみんな後ろ姿なのがまた風情。

カール・ラーション インテリア絵画
image via Carl Larsson

あとこちらも室内画として外せないスウェーデンのカール・ラーション。自宅を描いてるんですが、この自宅が現在そのまま展示されていて実際に見に行けるんだそうで、死ぬまでに行きたい場所のひとつに決定。絵の時点ですでに垂涎ものの可愛さなのですが、実際の写真見たらさらにレベルが飛びぬけていて腰を抜かしました。

ラーション家のタペストリー
ラーション家のテーブル
カーリン・ラーションのテキスタイル
image via Carl Larsson

自宅を飾るタペストリーや刺繍、テキスタイルを手掛けたのは妻のカーリン・ラーションで、彼女自身もアーティストとしてとても才能あふれる女性だったようで、もうため息しか出ません。素敵すぎるよ…。

エドワード時代のインテリア絵画
ソファに寝る女性の絵画

あとイギリスのフィリップ・ウィルソン・スティーア(ソファの女性の絵)とかハロルド・ギルマン(椅子に座っている女性の絵)とかもインテリア絵画のくくりで保存していたんですが、

とくにハロルド・ギルマンはほかにもたくさん室内画があってどれもいいです。独特の色使いに見惚れます。

話は元に戻り今インテリアが気になる映像作品は、netflixでやっているアイスランドのミステリードラマ「Katla(カトラ)」です。火山の近くから行方不明になっていたり死んだと思われた人が次々と現れてきて、果たして彼らは何者なのか?という謎だらけのドラマなのですが、出てくるリビングやキッチンやホテルの部屋とかがいちいち可愛くて、話の不気味さとは正反対の不思議なコントラストがたまりません。

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