たまに見ているイギリスの映画誌「EMPIRE」でまとめられていた「30 Feelgood Movies to Make You Smile In 2020」(2020年笑顔にさせてくれるフィールグッド映画30選)。パンデミックにロックダウンに激動の政治情勢で疲れ切ったみんなの心を癒してくれる、笑顔になれる映画を30個もおすすめしています。
- 「ピッチ・パーフェクト」
- 「サンシャイン/歌声が響く街」
- 「我輩はカモである」
- 「Love, サイモン 17歳の告白」
- 「カールじいさんの空飛ぶ家」
- 「リトル・ダンサー」
- 「お熱いのがお好き」
- 「ベイブ」
- 「ビッグ」
- 「ぼくの好きな先生」
- 「トップ・シークレット」
- 「リトル・ミス・サンシャイン」
- 「クレイジー・リッチ!」
- 「トッツィー」
- 「ショーシャンクの空に」
- 「LEGO ムービー」
- 「スミス都へ行く」
- 「サリヴァンの旅」
- 「ザ・エージェント」
- 「スパイダーマン: スパイダーバース」
- 「フェリスはある朝突然に」
- 「シング・ストリート」
- 「恋人たちの予感」
- 「となりのトトロ」
- 「プリンセス・ブライド・ストーリー」
- 「素晴らしき哉、人生!」
- 「雨に唄えば」
- 「パディントン2」
- 「恋はデジャ・ブ」
- 「アメリ」
さすがに全作品は見てないけど、どれ見ても笑顔になれそうなラインナップ。鉄板の「素晴らしき哉、人生!」は何度見てもラストぐわっと幸福感に包まれるし、最近見直したばかりの「恋人たちの予感」(原題のWhen Harry Met Sallyのほうが素敵なんだけど…)も笑顔にならないほうが難しいくらい素敵な物語でした。そして、なんつ~ても個人的には「パディントン2」が最高のフィールグッド映画です。
このリストには挙がっていませんが最近見たなかで、フィールグッドな映画に入れても良さそうなものがあって
「ラスト・クリスマス」(2019年) エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング主演 ポール・フェイグ監督
クリスマスに街で死ぬほどかかるワムの「ラスト・クリスマス」から着想を得て作られたロマンチックコメディ映画で、”クリスマスの奇跡”ってコピーがほんとにピッタリの可愛らしい作品でした。私にはベスト映画級!とはなりませんけど、素直に真面目に作っているし、「ラスト・クリスマス」の意味にいい意味でも悪い意味でもマジか!とビックリしたし、クリスマスの時期になにか幸福感があるものが見たいな~という人におススメ。
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(2018年) サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク主演 アシュリング・ウォルシュ監督
カナダの画家モード・ルイスの生涯を描いた伝記映画。障害を持ちながら独学で絵を描き続けたモードと夫エヴェレットの絆が描かれていますが、邦題のほっこりした雰囲気とか「喜びと愛に満ちた」とかいうイメージとはちょっと違っていて、わりと人生の厳しさにあふれてる内容。しかし、障害ゆえに奪われてしまった自由と幸福を取り戻そうと必死に生きる、天性の才を持った女性を、不器用ながらも彼なりの愛情で支えた夫との、小さくささやかな幸せがじわ~と胸にくるいい映画でした。実際のモード・ルイスの画がたくさん映画内でも出てきて、どれもほんとうに素晴らしくて感動。その絵だけでも幸せになれます。