vashti bunyanジャケット
culture

海外の森ガールはCottagecore(コテージコア)というらしい

今海外のTikTokで流行っている#cottagecoreについての記事を読みました。コテージコア? 初めて聞く見る単語だったのですが、5年くらい前からTumblrですでに流行っていたそうです。そして今ステイホームの影響もあってか、また新しいプラットフォームのTikTokで大流行なんだとか。イメージ画像(下)で一目瞭然かと思いますが、緑豊かな田園やカントリーハウスを背景に昔風のドレスを着てお茶したり自然と一体になったりしてる姿を自撮りする、これがコテージコアだそう。

image via PAPER

Cottagecore(コテージコア)の定義が書いてあるページも見つけたのですが、それによれば「農家の生活をロマンチックに解釈した美学。シンプルな生活と自然との融合を大事にしている。1900年から1950年代くらいの長くゆったりしたドレス、ナチュラルカラー、花柄、植物や動物柄の刺繍、ハンドメイドのアクセサリーやニット、エプロン、妖精、押し花、ビンテージの食器、クロスステッチ、園芸、パンやケーキ作りを好む」音楽欄にはFleet FoxesやFleetwood Mac、Vashti Bunyan、The Oh Hellosとか書いてあってギョッとした私。あれ、もしかしてわたすもコテージコア?と思わざるをえないほどの一致。

そして、このページでCottagecoreはmori keiと同義だと書かれていて、mori keiってなんだ?と思って調べたら、森ガールのことでした! 英語でmori keiだそうです。ひとつ知識が増えた。森ガールは海外でも認知されているようで、日本が先駆けてブームを作っていたのか!?と感慨深い。それにしても自分のこと森ガールだなんて一度も思ったことがなかった(ガールですらないし)けれど、コテージコアの定義見てたら寒気がしました。ファンタジーは好きだけどファンシーは好きじゃない。この微妙な気持ち、わかりますでしょうか。

それはともかくとして、このブームは海外でいろいろ探せば記事が出てくる出てくる。ニューヨークタイムズの「Escape Into Cottagecore, Calming Ethos for Our Febrile Moment」(コテージコアへの逃避。激烈な時代のための癒しのエートス)では、

Nettle Cake: An Ode To Moss Gazing
image via the wondersmith

コテージコアはファンタジーへの逃避と見られがちだけど、自己ヒーリングなんだという主張があり、こういった自然のなかで昔風に暮らすことは現実的には不可能であっても、そういったイメージや写真を見ることで心が癒されるという人がいるという話や、あと、コテージコアが混同されやすい「trad wives(アメリカ右派女性の主張する男中心の理想の主婦像)」への伝統回帰とはまったく違っていて、まず男がそもそも存在しない世界観であり、LGBTQの人々もたくさんコミュニティにいて、現実に疲れた女性たちが創り上げた理想郷なんだとも書かれてました。さすが深い洞察に満ちた記事で、ほほ~となりました。

日本語で読めるi-dの記事「TikTokを席巻する〈コテージコア〉という美学」もあるので興味のある人はぜひ読みこんでみてください。

image via i-d

いろんな記事に頻発する単語はescapeやnostalgia。やっぱり共通するのは日々の疲れやストレスから逃げ込める空想としての居場所がコテージコアなのかなと。


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