
アイスランドの怖いクリスマス猫
ハッピーな雰囲気が流れるクリスマスシーズンに水を差す恐ろしい世界のクリスマス情報を読みました。ビョークで知られるアイスランドには、クリスマスに子供を食べるデカいモンスター猫がいるんだそうですよ!

クリスマスまでに新しい洋服をもらえなかった子供を見つけて食べる猫、 Jólakötturinn(The Yule Cat)の伝説を取り上げた動画「The Wicked Feline Murder Floof, a Yule Cat Story」(殺人化け猫、Yule Cat物語)の記事を読んだんです。
どうも昔アイスランドはウールが一大産業だったそうで、家族総出で羊の毛から糸を紡いで製品作りしていて、ちゃんと働かないとえらいことになるぞ、と子供を脅すために、このような物語が生まれたのではないかといわれているそうです。クリスマスに新しい洋服がもらえなかった(できなかった)悪い子供は食われるぞ~って、今なら酷い児童労働問題になりそうですが。
あと、悪い子はクリスマスにサンタさんから靴下に炭を入れられるって話が欧米で広く認識されているようで、そんなこと初めて知りましたわ。あんな優しそうなサンタさんの厳しい一面を知ってしまいました。それにしても、どこの国も子供のしつけに苦労しているんでしょうか。日本にもなまはげいるし。
そしてアイスランドではサンタじゃなくてユールラッズという13人の妖精(白雪姫のドワーフみたいな)が、クリスマスの13日前から一人づつやってきて、いたずらや悪さをしながらも(迷惑)、子供が用意した靴下にプレゼントを置いてってくれるのですが、悪い子にはじゃがいも(!)を入れるらしい。そんで前述の人食い化け猫はユールラッズの仲間で、基本的にアイスランドではクリスマスは悪い子をとっちめる季節になっている模様。ウィキペディア情報です。
Happy Holidays!!
参考記事:bored panda「This Icelandic Legend of Jólakötturinn, Is About The Giant ‘Yule Cat’ Who Eats People Without New Clothes On Christmas」

