北ウェールズの風景写真
culture

ポストカードの王

毎度のパターンではございますが、ネットでふらふら気になる画像探ってみたらたどり着いたシリーズ。今回は、観光地のお土産屋さんで必ず見る、風光明媚な景色をプリントしたポストカードのパイオニアを発見しました。

その人物の名前は、John Hinde。1950年代頃から写真家として活躍したイギリス人で、カラーの観光ポストカードのパイオニアであり、この分野で最も活躍した一人なんだそうです。なかなかユニークな経歴で、奥さんの影響で移動サーカスを経営していた時期があって、サーカスで訪れた先の写真をバシャバシャ撮っていたことが、このポストカード写真家の道を歩ませたよう。とくにアイルランドの写真をよく撮っていたようで、彼のカラーで見るアイルランドの景色の美しさがアイルランドにたくさん観光客を呼び寄せたらしく、アイルランドでは広く知られ愛された写真家になったそう。

ピカデリーサーカスの交差点
images via john hinde collection

ウィキペディアが正しければ、どうやら撮る景色の構図をとことん作りこむタイプの人だったようで、目障りな障害物などあると移動させたり、近くにあるツツジの木などを切って目隠しとして利用したりして、今なら炎上物件になりそうな撮影をしていたそうです。大昔の話なんで許してあげて!

今ならこのレトロ感ある写真が逆にイイ!てことで、蚤の市なんかで見つけたら大量に買ってしまいそう。

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