前からいつもいってることですけど、映画を見ていてついつい気になるのが、セットデザイン、つーか映画に出てくる部屋のインテリア。最近続けてめっちゃ好みのものを見つけて興奮しました。

ウォン・カーウァイ監督「花様年華」(2000年)です。公開当時観ていたのにまったく記憶から抜け落ちていて、最近見直したらインテリアも主役のマギー・チャンが着ているチャイナドレスも最高に素敵なうえに、映画自体も多くを語らない映像で伝える大人のラブストーリーでめちゃくちゃしびれました。見た当時の私がお子ちゃますぎて、映画の良さがまったくわからなかったのだすね。これの前に撮った「ブエノスアイレス」のほうが、当時の私にはグっときてたのですが、やはり最近見直したらそうでもなくて(笑)、感性つーのは年とともに変わっていくのだなあと。それはともかく、ほぼ室内劇みたいなこの映画、中国の深い赤を基調にカラフルなのに落ち着いた雰囲気のインテリアで、夜の暗闇のなかで電灯の明かりで照らされる室内の華やかさが、すんごくムードがあって素敵でした。

Legendさん(@legend_movie)がシェアした投稿

トム・ハーディ主演「レジェンド 狂気の美学」(2016年)。実在したギャングのクレイ兄弟を描いたクライム映画で、トム・ハーディが一人二役演じたことが話題になったようですが、私にとっては出てくるインテリアがクラクラするほどスタイリッシュ&激おしゃれで、偶然ケーブルTVでやっていたのでなんとなく見始めたものの、最後には画面に釘付け状態。特に、主人公の実家のリビング(写真上)で、ギャングなのにお茶とケーキでえげつない話をするシーンが繰り返されるのですが、そのインテリアが真似したいほど可愛いです。ファンシーな壁紙に淡いブルーの棚の組み合わせがたまりません。そのほかのシーンでも、いちいち壁や棚や窓のデザインが凝っていて、ぜんぶ写真集として出してもらいたいほど。

映画のほうはというと、トム・ハーディの声がセクシーすぎて鼻血が出るかと思うくらいで、極上のインテリアとセクシーボイスでいまいち話に集中できませんでしたが(私だけか!)、それなりには楽しめました(ちょっと物足りない感じもありますが)。