チェックシャツが並んだラック
style

格子柄宇宙

格子柄のシャツに特化したアメリカのブランド、JCRTを発見。作るのはチェックシャツのみ!というストイックな姿勢と、音楽や映画に絡めたイメージ展開で、にやりとする方は多いのではないでしょうか。大柄のチェックをサラッと着こなしてみた~い。

なんといってもデザイナー二人の見た目がもうパーフェクト。こちらがデザイナーのJeffrey CostelloとRobert Tagliapietra。二人の頭文字をとってブランド名にしたようです。見た目も体形までも一緒とは、仲良しか。伝統的なテーラーメイドの手法で作られた全8サイズ展開のシャツ(残念ながらメンズのみ)は、まさにどんな人にもぴったりと合うサイズ感が人気のよう。

オレンジのチェックシャツ
The Stand Plaid
緑のチェックシャツ
Neuromancer Plaid
オレンジのシャツ
The Catcher In The Rye Plaid

それぞれシャツには「ライ麦畑でつかまえて」や「ニューロマンサー」「ザ・スタンド」とインスパイアされた小説の題名がついています。ほかにも「オン・ザ・ロード」「1984」「スローターハウス5」などの小説のほか、曲名がついているシャツもあって、めっちゃサブカルおっさんでもあることが丸わかり。そして、なんとミックステープまで作っている始末!

ちゃんとカセットも格子柄になってて憎い。

気になる選曲はというと、ニューオーダーにスミス、キュアー、コクトー・ツインズ、ケイト・ブッシュ、ビリー・ブラッグ、マイブラetcと私の高校のときのミックステープか!くらいなセレクトで驚愕しました。見た目はかなり年上に見えるのに、同世代なのか・・・? ミックステープのリストは写真上のようにちゃんとイメージにあったシャツが用意されていて素晴らしい。

こんな愛らしいサブカルおっさんたちですが、格子柄が好きすぎてちょっと変なことになっているご様子。格子柄こそがこの世でいちばん素晴らしいという宣言文がウェブにUPされているのですが、

「なぜ格子柄なのか。格子柄こそが我々なのだ。格子柄はすべての生命の中心である。一人ひとりにそれぞれの格子柄があり、ひとつとして同じではない。どんな色やパターンの格子柄であれ、ひとたびそれを身にまとった瞬間に世界中の格子柄を着た人々とつながるのである」(意訳)

これを総称して、THE PLAIDVERSE(格子宇宙)と名付けています。新興宗教か!?ぐらい大げさな設定で口があんぐり開いちゃいますが、そのぐらい格子柄を愛して頭がおかしくなってる(いい意味で)素敵なブランドでした。

images via JCRT.com

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