少し前に制服が高すぎるので私服にしてほしいという要望が増えている、とかいうニュースを読みました。3年間着て長持ちする服だから、それなりの値段するのはしょうがないかな~と思ったのと、制服の平等の理念というのも立派なものだし、制服も悪くないんじゃないかと思うのですが。というわけで、(やや強引に)制服の本場、イギリスのおしゃれじゃん!というやついくつか。
images via christs hospital.org.uk
サセックスにある全寮制のChrist’s Hospital Schoolは、1952年から変わらないチューダー朝のデザインだそうです。ハリー・ポッターみたいだってんで、制服の人気が高い学校だそうですよ。
image via harrowschool.org.uk
超エリート校のharrow schoolは、ストローハットが有名。2種類制服があって普段が上のようなスーツに帽子のスタイルで、フォーマルな場合用に燕尾服とトップハットのフレッド・アステア・スタイルになっちゃうてのがビックリ。チャーチル首相や詩人のバイロンが卒業生で、なんとベネディクト・カンバーバッチもここ出身だそうです。公式ウェブサイトに紹介ビデオあって見たら、クラシックが流れる荘厳な雰囲気と将来国を背負う選ばれしエリート臭がものすごくて、私なんかちょっとムカついてしまいました(てへ)。しかし、彼らにとってみたら虫けらのようなド庶民でも、こうやってネットでどんな学校なのか隅々まで見ることができるとはなんという時代でしょうか。
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出ましたイートン校の制服は黒の燕尾服が有名ですが、Fourth of Juneというイートン校を支援したジョージ三世の誕生日を祝うお祭りでつける花飾りの帽子も有名。この花の帽子でボートを漕ぐのが恒例行事になってて、エリートの考えは常人のはるか上をいってるな、と思いました。見た目はパーフェクトに可愛い。リンク先の記事は80年代のイギリスのパブリックスクールを撮った写真家Mark Draiseyについてのもので、寄宿舎ものとか好きな人にはたまらんものがあります。
キャッチ画像は1954年のイギリス映画「The Belles of St Trinian’s」という女学園を舞台にしたコメディから。ちょっぴりセクシーなデザインの制服にストローハットを被ってます。2007年に「聖トリニアンズ女学院」(画像下)としてリメイクされてます。じつはケーブルTVで放送してて見たことがあるのですが、最初ビジュアルからあばずれ女子が暴れまくるやつかとワクワクしてたら、かなりコメディ色強めで思てたんと違う(by笑い飯・西田)、とガッカリした記憶が。