
アンティークの過剰デコ陶器
少し前に宮川香山の没後100年展覧会のチラシ見かけて行きたいな~と思いながらぼやぼやしてて結局行けなかったのですが、有名な猫ちゃんの陶器、本物が見たかった。素敵すぎる。猫が乗っているだけで壺が千倍増しに可愛くなる恐るべし猫力。

そんななか、ネットでアンティークの販売をしてるサイトを見かけて世界にはまだまだ驚愕のデコ陶器があるんだな~と知りました。

Meissen Porcelain Schneeballen Vase and Cover
花びらにちょこんと可愛い鳥がいるんだけど、なんか気持ち悪い…。お値段約120万円です!

Pair of Meissen Porcelain Figures of Parrots with Cherries, Insects and Flowers
これは普通に可愛いペアのオウムちゃん陶器。ただこの写真だとわかりにくいけど、一匹芋虫がニョロリと這ってきてるのでご注意。18世紀中頃のお品で、お値段約100万円。

Meissen Porcelain Group of a Seated Cat, after a Fine Catch, Early 1900s
目が怖いしネズミ噛み殺してるしまったく可愛くない猫だからか、お値段やや下がって53万円。

Large 18th Century Meissen Porcelain Covered Swan Tureen
昔のひとはこういうものに何を入れてたんだろう? お花と白鳥で可愛い~!と思わせておいて、口元が若干気持ち悪いという技ありのこちらは言い値だそうです。

Monumental Pair of Meissen Porcelain Pot-Pourri Vases, circa 1850
これぞデコ陶器の見本みたいなつぼ、お値段なんと1千万円!
いちばん上のトップ画像は19世紀マイセンのお品で48万円なんだけど、普通にニワトリで作っておけばいいのに、お腹から小鳥の顔が2つ飛び出てる気持ち悪さをプラスしてしまうのが職人魂。
ちなみにこれらはドイツの高級陶器メーカー、マイセンのアンティークです。アートは極めすぎると気持ち悪くなるってホントですね。でもなんか可愛いと思ってる自分もいて、年をとって金があったら私もアグネスとかデヴィ夫人みたいになる危険を察知しました。

Pair of French Art Deco Carved and Painted Wood Zebra Stools
あと、陶器じゃないけど見かけて放っておけなかったシマウマの椅子。お金持ちの道楽が過ぎる。お値段約88万円。

