ヴィヴィアン・ウェストウッドとマルコム・マクラーレンの息子、ジョー・コーレが激オコ(古い?)になってるという記事を読みました。今年がセックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザUK」リリース40周年ということで行われる一大パンクイベント、Punk Londonというのが、ロンドン博物館や大英図書館を始めとするエスタブリッシュメント(権威)側の支援を受けて行われるうえに、あろうことか英国女王の祝辞まで受けてるとはなにごとだ! ということで、これに抗議するために自分の持っているパンク関連のお宝(8億円相当らしい)を燃やすイベントをやる! まだパンク魂が残ってる奴らもパンクグッズを持ってきて一緒に燃やそう、と叫んでおります。
彼が出したプレスリリースによると「女王がパンクに祝辞を贈るなんて今まででいちばん恐ろしい出来事だ。パンクカルチャーがメインストリームになって美術館の置物になるなんて」と、パンク魂全開のコメントにシビれます。たしかに女王に唾吐いてすべての権威をバカにしていたパンクが、国の支援を受けてイベントなんて変な話です。11月26日にこの燃やすイベントやるそうなんで、ロンドンにいるパンク野郎は大集合のこと。
燃やすといえば、カート・コバーンとコートニー・ラヴも、マーク・ジェイコブスがグランジをテーマにしたコレクションの服を二人に贈ってきたそうなのですが、「あんなのすぐ燃やしてやったわよ! 私たちはパンクなのよ!」とコートニーが語ってる記事もあって、パンクとは燃やすことなり、と確信しました。※あ、でもコートニーは今では服を燃やしたことを後悔してるそうです。