culture

扉の中

女優のエレン・ペイジが世界のLGBTQカルチャーを見て廻るというドキュメンタリーシリーズ”Gaycation”の第一弾の舞台がなんと日本ということで見てみました。新宿二丁目のバーや女装カフェ、まんだらけのBLコーナーに行ったり腐女子と会ったり、日本のゲイポップカルチャーを楽しく回っていくのですが、だんだんと特異な日本の状況に話は入っていって、同姓愛者としては生きづらい社会を浮き彫りにしていきます。終盤、母親にゲイであることをカミングアウトする若者のシーンで、エレン・ペイジが自分がカミングアウトしたときの経験を語って勇気付けてあげるものの、現実はそうとうにタフで、その場に立ち会っているエレンも涙していたけど、見てるこっちも胸がぎゅっと痛くなりました。日本語字幕がないのが残念だけど、日本人が話している場面はぜんぶ日本語なので大体の話はわかると思います(英語字幕も出ます)。問題提起!みたいな怒り肩の作りではなくて、胸につかえを持ちながら生きている人たちの声でつなぐ、それを優しく見守るエレンの視線と、最後には社会はいずれ変わっていくという希望のある終わり方で、とってもいいドキュメンタリーだったなあ。

最後にエレンが「同姓愛は”選択”ではなくて、多くの人が心の中の問題として苦しんでいることを知ってほしい」と語ってましたが、つい最近どこかの議員が同姓愛は趣味だとかとんちんかんなこと言ってて呆れますわ…。

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