餃子で有名な宇都宮にふらっと寄った際にインフォメーションでもらった観光案内冊子をパラパラ見てたら、見逃せない記述を発見。
なぬ~。そんなものがあるとは知らなかったし、なによりファンタジー好きならば決して無視できない記述がもうひとつ。名誉館長・井村君江さんのお名前。妖精&ファンタジー好きが井村君江さんの著作を通らずにはいられないという、日本における妖精研究の第一人者で、その彼女の1万点を超える妖精関係資料が展示されてるとあれば、詣でないわけにはいかないでしょう。
ビルの一角にあるこじんまりとしたギャラリーという雰囲気でしたが、私が打ち震えたのは、オスカー・ワイルドが使用していた調度品の展示と、かの有名な”コティングリー妖精事件”(コナン・ドイルも騙されたという妖精写真)の写真5枚の原版の展示。や・ば・い…そう心で叫んでました。
ほかにも、天野喜孝絵のステンドグラスとか、フェアリー協会仲間の水木しげるや荒俣宏の著作品が自由に読めるコーナーもあり、宇都宮市民の妖精民度が高すぎて心底うらやましい、そう思ったミュージアムでした(しかも無料!)。旅先で思わぬ感動の場所にめぐりあえるの楽しいですね。