なにやってんだ

最近SNS疲れの記事をよく見るんですが、ネット上での他人のきらびやかな生活と自分を比べて疲れてくる、とかそういう内容で、その対処法として、人と比べるな。自分は自分とか、ネットを絶て!とか、まあ一理あるんだけど、逆にネット上には、こんなアホがいるのか!という心底笑える情報もわんさかあるのになぁと思ってしまいました。

つい最近だと、アメリカでクリスマスギフトとしてバカ売れした”ホバーボード”(BTTFのアレ)を、子供そっちのけではしゃいで乗った親世代の転倒事故続出でクリスマスを台無しにしてる動画祭りとか、「2015年もっとも悲惨な目にあった人」つー記事がまとめられてて、まあいろんな場所で辛抱たまらず漏らしてしまった人の話が多かったりとか、私もいい年していまだに店員と間違えてお客さんに声かけたりとか、小銭を勢い良く出してカウンターから飛ばして「すみません!すみませんっ!」と平謝りしながら店員さんと床を這いつくばって探したり、まあそんなことばかりです。

とまあ、いまやネットのおかげて世界中の笑えるアホが一目瞭然のよい時代ではないでしょうか。どうせ比べるなら自分よりアホがいないか比べたい。

今年も1年ありがとうございました! いろんな人に助けられた1年でした。2016年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさんよいお年を☆

▼最近のお気に入りアホ画像コレクション▼

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(娘二人を引き連れてストーム・トルーパーのコスプレしてるジェイミー・オリバー)

サプライズ

餃子で有名な宇都宮にふらっと寄った際にインフォメーションでもらった観光案内冊子をパラパラ見てたら、見逃せない記述を発見。

うつのみや妖精ミュージアム

なぬ~。そんなものがあるとは知らなかったし、なによりファンタジー好きならば決して無視できない記述がもうひとつ。名誉館長・井村君江さんのお名前。妖精&ファンタジー好きが井村君江さんの著作を通らずにはいられないという、日本における妖精研究の第一人者で、その彼女の1万点を超える妖精関係資料が展示されてるとあれば、詣でないわけにはいかないでしょう。

ビルの一角にあるこじんまりとしたギャラリーという雰囲気でしたが、私が打ち震えたのは、オスカー・ワイルドが使用していた調度品の展示と、かの有名な”コティングリー妖精事件”(コナン・ドイルも騙されたという妖精写真)の写真5枚の原版の展示。や・ば・い…そう心で叫んでました。

ほかにも、天野喜孝絵のステンドグラスとか、フェアリー協会仲間の水木しげるや荒俣宏の著作品が自由に読めるコーナーもあり、宇都宮市民の妖精民度が高すぎて心底うらやましい、そう思ったミュージアムでした(しかも無料!)。旅先で思わぬ感動の場所にめぐりあえるの楽しいですね。

こんな世界が

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世の中知らないことだらけですが、最近知った世界がFairy Gardenというファンタジー世界をガーデニングで作り上げるもの。Fairy Gardenで画像検索するとわんさか出てくるのですが、庭の鉢植えの中におとぎ話の世界がかわいく作られてます。ホビット庄とかジブリ好きにはたまらん世界なのでは。

日本の庭先になぜか多いコロボックルとかノームの置物が、時々唐突に置いてあって怖いときがあるので、もしよければFairy Gardenと一緒に置いてくれるとほんわかするので、ぜひそうしてほしいなあ。流行らないかな。

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ivyの店舗ロゴをデザインしてくれた北山雅和さんの初(!)の展覧会が代官山で開催中です。タイポグラフィに焦点を当てた作品展で、立体や写真など新作のほか、Tシャツアクセバッグなどのグッズも販売という盛りだくさんの内容です。ぜひお出かけくださ~い☆

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KITAYAMA masakazu

20151127()~129() 会期中無休 12:00~19:00 入場無料

場所:AL (最寄り駅:代官山)

詳細などはコチラ

ほろり

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ジェーン・カンピオン監督の「ブライト・スターいちばん美しい恋の詩」、最近見た恋愛映画のなかじゃダントツに好きな作品だったなぁ。英国詩人のジョン・キーツと恋人ファニー・ブローンの物語で、若くして亡くなったキーツとの短い一瞬の恋を、とてもロマンチックで儚い映像美で包み込んだ良作。周囲の人からは浮いているけど、頭が良くて自分を生きようとする女性を描いてきたカンピオン監督らしい主人公ファニーの目線がとっても良かった。ファニーが自分で手作りしてるドレスがどれも個性的で可愛いのもいい。

思えば私がキーツの名前を知ったのも、ザ・スミスの「cemetry gates」(今聴いても泣けるほどいい曲…)。サブカル文学少女に憧れた田舎者だった懐かしいあの頃、気取ってキーツの詩集を図書館で借りて読んだんだけど、詩を理解する脳に育ってなかったせいか大して読まずにそっと本を閉じたなぁ。そんな恥ずかしい思い出が蘇ってきて、死ぬまでにキーツのお墓参りもしてみたいなあ(ミーハー)と調べたらキーツのお墓、ローマにあるんか~い! 死ぬまでにやりたいことのリストが世界レベルで広がっていく…(※ウィンブルドン観戦がすでにリスト入りしてるので同じイギリスでまとまると思っていたからです)。

Strange Humming

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Flangerの秋の展示会が今週末からスタート!です。古着を1点1点手縫いでリメイクして新しい洋服に生まれ変わらせる、着るアートといってもいい作品の数々、ぜひ実物を見に行ってみてくださ~い。

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Flanger「Strange Humming」

10月30日(金)~11月7日(土) 12:00-19:00

※11月1日(日)&3日(火・祝)休まず営業

場所:CO-(コー) 馬喰町駅 徒歩3分

詳細などはコチラ

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お焼き

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自分が料理が得意でない反動なのか料理番組わりと好きで見ちゃうのですが、なかでも映像が可愛くて好きなのが海外の料理番組。最近知ったBBCの超人気番組「The Great British Bake Off」を今夢中で見てます。素人のBakerがいろんな焼き物のお題に挑戦してトップ1を決めるっていう、まあいってみればTVチャンピオンみたいな番組です。

「ダウントン・アビー」のお屋敷みたいな敷地に設置されたキッチンテントがまず可愛いのと、パンやケーキ、ドーナツ、タルト、ビスケットと毎回のお題も可愛いうえに、参加してるおっさんがめちゃくちゃキュートな飾りつけのケーキとか焼いてるの見るのも楽しいです。初めて知るようなヨーロッパのお菓子やパンを紹介してくれるのもうれしいし、眼福とはこういうことをいうんだろう。BBCらしい上品さと優しさがたんまりクリームのように詰まってる番組で、競技ものなんだけど誰も不幸にならない感が素晴らしい。

イギリスじゃ人気ありすぎて、粉モノの売り上げが急増したとか、レシピ本の売り上げも最高潮とか大盛り上がりらしい。日本放送早く求む!

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最小限のものだけで暮らすミニマリストor断捨離という言葉が話題だと最近知りました。正確な定義はよく知らないので間違ってたらすみませんが、実践してる人の画像なんかを見ると、ほんとに必要なものしかない生活のようで(でも必ずスマホかノートパソコンがあるのがいまどき感)、物欲をなくしてその代わりに精神的な豊かさを目指そう、てな感じなのかな。引越しはラクそう。

確かにドンキとかの過剰にあふれるモノ社会に嫌気がするつーのはわかる気がしますが、一方で、過剰にモノに憑かれてる人の魅力ってのも捨てがたいものがあります。わたしが定期的に覗いてはニンマリしてる、ウサギグッズを大量に集めて、集まりすぎたので博物館にしてしまったウサギミュージアムThe Bunny Museumのウサギに囲まれて幸せそうな館長夫婦を見よ!(上の写真)

空間を歪め磁場を狂わす勢いの超コレクターたちに異様に魅かれてしまうなあ。

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先日、外食で中華料理食べてトイレ行ったときに、自分の服に白いにょろっとしたものが付いているのが目に入って、すぐさまうじ虫だっ!と思い恐怖に震えながらもつかんで投げ捨てたら、トイレのドアにびた~んとくっついて、よく見たらさっき食べたばっかりのやきそばでした。恥ずかしい…。トイレに誰もいなくて良かった。

そもそもなぜうじ虫だなんて思ったかというと、最近散歩してると(けっこう緑の多い場所)、なぜか芋虫や蝶々、名前を知らない虫などにピタッとくっつかれることが多かったからだと言い訳したい。

しかし(偽ものとはいえ)たった1匹のうじ虫であんなに恐怖するとは、私の大好きな映画である「フェノミナ」のうじ虫プール(これはフェイクだったそうですが)、ルチオ・フルチ「地獄の門」の宙を舞ううじ虫シーンが現実に起きたら卒倒するに違いない。

ホラー映画好きなので、けっこうチェーンソーとか斧とかナイフとか見慣れてるつもりだけど、やはり現実に起きたら腰抜かしてすぐ殺されるに違いない。しょせん映画は映画。いい教訓が得られました。